カラーレジンも便利ですが、レジン液は劣化するので封を開けたらできればすぐ使いきりたいですよね。
専用の着色剤は、高いので色を揃えるのは、作品をたくさん作らなければメリットがありません。
レジンの透明感をいかし、カラフルな色付にもオススメなのが「ピカエース」です。
レジンでアクセサリー作りをする人の中には、愛好者がたくさんいるほどの人気のピカエース。
本来、ピカエースはネイルアート用の粉末素材ですが、UVレジンの着色に使っている人も多いんです。
レジンを使った作品を作っている方は一度や二度、耳にしたとこがあるのではないでしょうか。
着色する方法は、色々あると思いますが、今回は比較的安価に済む、
「ピカエース」について紹介したいと思います。
ピカエースとは?
ピカエースは株式会社クラチが販売しているホビー向け材料です。
ジェルネイルやアクリルパウダー、レジン類、樹脂粘土などに混ぜてオリジナルカラーを作る事ができます。
着色に利用するのは着色顔料と透明顔料です。
他にもエフェクトフレークや乱切りホロなどレジンに使用すると作品の幅が広がる商品がたくさんあります。
国産の商品でとても高品質な顔料なので安くはありません。
顔料が1個あたり400円~500円くらいします。
カラーをそろえると結構な出費ですよね。
ピカエースを使う利点
ピカエースはネイルアート用の粉末素材ですが、UVレジンの着色に使っている人も多いんです。
それでもピカエースが人気の理由は、やっぱり発色の良さと、混色のしやすさ、溶け残りの少なさにあります。
ピカエースといったら何よりその発色の良さが魅力的ですので、その発色の良さを活かしてカラフルな可愛い作品が適しています。
また、「ピカエース」の優秀さは、濃い色でも硬化・固まりやすいという点です。
特に黒色などのダーク系の着色はUVレジンの硬化が難しかったのですが、ピカエースを使用すると上手くできることが多いです。
ピカエースの種類は豊富
キラキラパウダーや、オーロラ調ホログラムや蓄光パウダーなど、豊富なカラーに加えて多種類のパウダーが揃っています。
ピカエース顔料は複数種類があり、クリアなもの(透明顔料)とマットタイプなもの(着色顔料)とあります。
UVレジンでは、「透明顔料」を購入しよう!
ピカエースには着色顔料と透明顔料があります。
最初はどちらを買えば良いのかわからないですよね。
透明顔料のピカエースは紫外線を透過するのでUVレジン・エポキシレジンの両方使えて便利です。
UVレジンを利用される方は透明顔料を購入してくださいね。
着色顔料はマットな色付きで、光を通しにくくなりますのでUVレジンが硬化不良を起こす場合があります。
透明顔料は名前の通り着色しても透明な顔料で、透明顔料同士なら混色しても透明のままです。
しかし、透明顔料も完全な透明というわけではありません。
少しマットな感じの色づきなので、完全にクリアな仕上がりにしたい場合は、他の液体の着色剤と使い分けが必要です。
ピカエース 着色顔料
着色顔料は2液レジン(エポキシレジン)では使用可能です。
2液レジンで透明にしたくない場合は着色顔料を使用します。
ピカエース 蓄光顔料
レジンと蓄光剤は相性抜群です。
太陽光・電灯光の照射により、吸収-蓄積-発光を何回も繰り返します。
ただ、暗闇で光るってことを考えながら作るのって別な楽しみですね。
入れすぎると白っぽくなったり、硬化しずらくなるので注意しましょう。
本当にかわいい色が多くです。
暗闇やブラックライトの元での色もすごくきれい・かわいいので、いろいろと使いこなせると素敵な作品ができるのではないかと思います。
ミラークロームパウダー・エフェクトフレーク
レジンで作った作品もメッキ加工風ができます。
レジンとは思えないぐらい、きれいに金属感が出て、ミラーシルバーになりますよ。
ほんの少量でもかなり強く発色します。
理想の発色に近づくので、みなさんがこぞって愛用するのが分かります。
ピカエースは純銀や純金を惜しげもなく使っているので、そこらのラメとは輝きが違います。
保存方法
袋状の容器なので、プラスチックケースなどに入れ替えると使いやすさがアップします。
ピカエースの使い方
ピカエースをUVレジンへ使うコツ
薄く重ね塗りするように利用する事で未硬化になるのを防ぐ事ができます。
ピカエースを耳かき1杯程度入れてレジン液とよく混ぜます。
グリッターラメは単体では色が出にくいので透明顔料などと合わせて使うと良いです。
ピカエースを混ぜる時のポイント
UVレジンの場合はクリアファイルを切ったものなど平らな場所でUVレジンとピカエースをしっかり混ぜます。
「着色」するから着色顔料というだけで、仕上がりが透明か不透明かは種類によります。
透明感を出すには、量を少なめに調整することで透明感がアップします。
混色の場合2色のピカエースをレジン液に混ぜる事でキレイに混色できます。
ピカエースは少量でもしっかり色がつきますので量に気をつけましょう。
発色を良くするため顔料を多めにする時は、やっぱり硬化不良を起こすこともありますので、顔料は少しずつ足すようにしましょう。
顔料の割合が増えると未硬化になる恐れがありますので、UVレジンへ利用する時は少量を使ってくださいね。
とりあえず、試しに混色してみましょう。
混色も簡単なので何色かそろえるだけで色数も増えていいですね。
ホワイトを混ぜると人気のパステルカラーも簡単に作れますよ。
まとめ
今回は、UVレジンの着色法で「ピカエース」をご紹介しましたが、いかがでしたか?
カラフルな作品を作りたい時、ダークな色の作品を作りたい時はピカエースの透明顔料がピッタリです☆
みなさんもピカエースでかわいい作品作ってみてくださいね。